|ザッカニア
プロローグ 3 / 5
手紙てがみを読よみ終おえると、木きの幹みきに扉とびらの輪郭りんかくが浮うかびました。
星ほしの取とっ手てに触ふれると、胸むねの奥おくで、知しらないはずの何なにかが懐なつかしく響ひびきます。
扉とびらの向むこうで、誰だれかが待まっている。
そう思おもうと、こわさよりも、知しりたい気持きもちが大おおきくなりました。
絵に触れると、場面が少しずつ動きます