|ザッカニア
ザッカニア

プロローグ 5 / 5

もうひとりの 自分

星ほしのしずくが、からだのまわりをゆっくり巡めぐります。

光ひかりの中なかに、今いまの自分じぶんとは少すこし違ちがう姿すがたが映うつりました。

それは変身へんしんではなく、忘わすれていた姿すがたを思おもい出だすような感覚かんかく。

まだ名前なまえは聞きこえません。けれど、その姿すがたはたしかに自分じぶんでした。

次つぎの瞬間しゅんかん、足あしもとの星ほしの道みちが崩くずれ、光ひかりの向むこうへ落おちていきます。

絵に触れると、場面が少しずつ動きます